【第8回目】3歳までの脳の発達で大切なことは「萎縮させずに成長させること」


こんにちは!ママガク学長、新井です。

私はママガクを立ち上げてから
ずっと夢見ていることがあります。

それは「脳科学者になりたい」という、叶わぬ夢です(笑)

なぜ脳科学者になりたいのか。
子育てで大切なことは「子ども心を育てる」ですが「心」という臓器は存在しません。心臓でもありません。
「心」とはすなわち「脳」なのです。

では3歳までに、本当に必要な「脳の発達」とは何なのでしょうか。
今日は「脳」についてメルマガを書きたいと思います。

赤ちゃんの脳は3歳までにどうなるの?

赤ちゃんの脳は1歳までに大人の約70%まで成長し、3歳までに大人の約90%に成長します。
これは「重さ」の成長です。

「重さ」の成長と知らないで、3歳までに90%成長するのだから、質の良い脳を育てなきゃ!そう思い「脳に関わる教育」を行う幼児教育が気になった経験があるママも多いと思います。

OECD(経済協力開発機構)は2007年の報告書「脳の理解:教育科学の誕生」で「論理的な左脳」と「創造的な右脳」というのは迷信であり、科学的根拠がないという報告をしました。

また最新の脳科学ニュースでは、医学博士の加藤俊徳氏が「脳には一生かかっても使い切れないほどの潜在能力細胞があり、これを鍛えることで、脳の衰え知らずの人生を送ることができる」と伝えています。

では子どもの脳を育てるために大切なことは?

それは「子どもの脳は、健やかに発達させること」です。

普通に育てていたら、健やかに育つのではないの?と思うのかもしれませんが、【第6回】のコラムで紹介したハーバード大学と共同で児童虐待と脳の萎縮についての研究で有名な脳科学者、友田明美先生が著書「子どもの脳を傷つける親たち」の中で

生まれたときはわずか300gしかない人間の脳は、ゆっくりと成長し、時間をかけて生きるすべを習得していきます。その発達過程において、脳には外部からの影響を受けやすい、非常に大事な時期があります。胎児期、乳幼児期、思春期です。この時期に極度のストレスを感じると、子どものデリケートな脳は、その苦しみになんとか適応しようとして、自ら変形してしまうのです。生き延びるための防衛反応だとも言えます。これは悲しく、そして驚くべき事実です」と書かれています。

脳へ与える苦しみは、子どもへの虐待だけではありません。

最近では「ハイパーペアレンツ」という言葉も生まれていますが「過干渉の子育て」や「子どもをコントロールしようとする親たち」の総称として使われることが多く、「教育虐待」もハイパーペアレンティングに含まれています。

教育虐待について

皆様の中には、はじめて「教育虐待」という言葉を聞いた方もいるかもしれません。今、児童虐待の中でも大きく問題となっているのが「教育虐待」です。都内某地域で児童相談所に勤務している、ママガク家庭教育クラス修了生で臨床心理士のママは「特に都心部は教育熱心なママが多いからこそ、教育虐待が増えてきている」と教えてくれます。

「こどもまなびラボ」という教育サイトの中でも最近この特集が組まれており、

例えば
・たくさんの習い事をさせる(子どもを心身ともに疲弊させている)

・予定を詰め込んで “退屈” させない(国立大学付属小学校の松尾英明教諭は「成績だけでなく、人格的な面も含めて “すばらしい” と賞される子は、家でダラダラしていることが多い」と指摘しており、脳を効率的に働かせるためにも、ぼーっと過ごす時間は必要不可欠)

他にも「過干渉な親」「友達との関わり方に口を出す」などの親もハイパーペアレンツと言われます。

獨協医科大学の永井伸一名誉教授は「頭のよい子ども、自主的に勉強できる子どもに育つかどうかは、中学生までに親がどう関わったか、それによってどのような脳がつくられたかで決まる」と述べています。大事なのは、「遊び」のなかで学習する習慣をつけることと述べており、

「楽しいと感じれば、脳は活性化し、グングン新しいことを学べるのです。逆に面白がれなかったら、何を見ても聞いても知識は深く根付きません。だから、小さい時から塾に入れてしごいたとしても残念ながら本当に頭のいい子は育たないんです。」と永井伸一名誉教授が言っています。

では脳を萎縮させない、子どもとの関わり方の基本とは?

日々の子育ての中で、脳が萎縮しない関わり方の基本は「しかる時は感情をぶつけずに、全否定をしない」ことです。

子どもは日々成長しています。
だからこそたくさんの失敗をします。

失敗に対して「もう何やってるの!」と感情をぶつけたり、ママの子育てストレスから「いい加減にして!」「もう大っ嫌い!」「どっか行って!」こういったネガティブな親の感情を伝えるのはよくありません。(ただしママだって子育てで疲れてつい感情的になることはありますので、目指す子育ての60%くらいできたらよしとしましょう)

ではもし子どもが失敗したり、怒られるようなことをしたときは「そうしたかった子どもの気持ちに共感」をしてあげましょう。

私たちが運営している3時間託児クラス「こどもリベラルアーツ」の中でも、例えばお友達のことを押し倒そうとした子に対して、いきなり「ダメ!」とは言いません。

私たちは「お友達をドシンって押し倒したかったの?」と聞きます。すると子どもは「うん」と教えてくれます。子どもには押し倒したかった理由があるのです。それはもしかしたら「お友達が自分のおもちゃを取ろうとした」とか「近づいてきて怖かった」などの理由があるのです。その気持ちは共感をしてあげながら「でもお友達を押し倒すのはよくないよ。お友達はあなたのおもちゃは取らないから大丈夫だよ」と教えてあげるのです。

子どもはまだ発達段階だからこそ「認知のゆがみ」を持ってます。それを正しくしてあげるのもまた、しつけで大切なことです。

「認知のゆがみ」については次回の【第9回:生まれながらに悪人の赤ちゃんはいない。なぜ意地悪な子が育つのか】でお伝えしたいと思います。

ママガクで子育てを学びにきませんか?

「ママになる」その時は突然やってきます。

妊娠、出産するまでに10ヶ月しかありません。
誰にとっても未知の世界です。

何気ない一言が子どもを傷つけてはいませんか?
もちろん一言だけで子どもの脳は傷つきませんが
それが毎日、継続的に行われているのでしたら心配です。

ママガクが各校&オンライン校の家庭教育クラスの中で「子どもの関わり方やしつけ方」についてを伝えしているかというと「赤ちゃんの脳を健やかに発達させるための日々の声かけ」をママに習得して欲しいからなのです。

メルマガを読んで気になったことを、ちゃんと実践に落とし込むために、ママガクでは各校やオンライン校で家庭教育クラスを行っております。気になる方はまずはLINE登録してみてくださいね。

次は【第9回目】生まれながらに悪人の赤ちゃんはいない。なぜ意地悪な子が育つのか

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