【保護者対象】子育て最新用語お話会

パパママ必見!未来を生き抜く力を伸ばす子育てヒントが満載

最近の子育てに関する話題に、非認知能力、レジリエンス力、新学力観といった専門用語が使われる機会が増えました。(非認知能力は意欲、創造性などの測定、数値化できない能力全般のこと、レジリエンスは心理学における「ストレスを跳ね返す力」)

文科省が進めようとしている教育、つまり近い将来求められる人材を表現するために「新学力観」のような新しい言葉が作られ、使われるようになっています。(新学力観:89年改訂の学習指導要領で採用された変化に対応できる能力、生きる力、自ら学び考える力、問題解決能力、個性的能力)

子育て中のパパやママがこれらの最新用語を知っておくことは、子ども一人ひとりの個性を伸ばしながら「時代が求める人」に育てていくことに役立ちます。この先の「教育の選択」をする際に必須な知識となります。

我が子を「時代が求める子ども」に育てるために、パパとママは最新の教育用語を理解し、教育における世界的な変化を学んでみましょう。

今回お伝えする最新子育て用語一覧

IQとEQ/非認知能力/自己肯定感/新学力観/ADHD・ASD/脳の可塑性/境界知能/グレーゾーン/ギフテッド/HSC/ICT教育・STEAM学習/SDGs・ESD/レジリエンス力/オルタナティブ教育

【対 象】すべてのママへ(保護者向け講座となりますが、お子様同伴参加可能です)
【参加費】1650円(当日現金払いのみ)
【講 師】新井美里(ママガク学長・こどもリベラルアーツ開発者・一般社団法人子育てデザイン総合研究所理事)

お台場からスタートし、武蔵小杉・吉祥寺・有明の商業施設にてママガクを運営。講座と親子イベントで述べ4万人以上の親子に子育てを学ぶ楽しさを伝える講座や、未来を生きるための必要な非認知能力を伸ばす日本初のプレイフル・ラーニングスクール「こどもリベラルアーツけんきゅうじょ」開発者及びメイン講師として0歳から小学生対象に年間累計750講座を担当。プライベートでは自然と旅、音楽、子育てを愛する、3児の母。詳しいプロフィールはこちら

学長メッセージ

今回、最新の子育て用語お話会を開催するにあたり、なぜこのような用語が増えてきたのか理由をお伝えします。

加速度を増して変化する世界において、子育て・教育界も大きく変化し続けています

コロナ禍による一斉休校などの対応として、急ピッチで全国の公立小学校ではICT教育が導入され、今では1人一台のパソコンやタブレットが無料配布されて、今の小学生はランドセルに教科書とパソコンを入れて登校しています。

ICT化と共に今まで考えられなかった「オンライン授業」が実施され、私たちが育った1990年代には存在しなかった「新しい学びのかたち」が普及しました。

時代の変化と共に、文科省は「新学習指導要領」を実施

子供に対して「未来を生き抜ける力」を育てるために、文科省は2020年、教育大改革を実施し学習指導要領を「変化に対応できる能力、生きる力、自ら学び考える力、問題解決能力、個性的能力=新学力観(新しい学力観)」と刷新しました。これらの能力を「非認知能力」と総称しています。

<文科省 新学習指導要領により抜粋>
現在、私たちを取り巻く社会経済のあらゆる面が大きく変化しており(中略)これまでは、大量生産・流通・消費などのニーズに対応するために「与えられた情報を、できるだけ短期間に理解し、再生し、反復することが期待」されていました。
しかし、競争と技術革新が絶え間なく起こる「知識基盤社会」では、幅広い知識と柔軟な思考力に基づく「新しい知と価値を創造する能力」が求められるようになります。(中略)
そのため、これからの社会を生きる子どもたちは、自ら課題を発見する力、コミュニケーション能力、物事を多様な観点から考察する力(クリティカル・シンキング)様々な情報を取捨選択できる力などが求められると考えられます。

新学力観=数値化(偏差値や学力テスト)だけでは測れない力=EQ・非認知能力という新しい教育概念

子どもたちが身につける学力の定義を改革し、新学力観を育むために幼児期からの教育の在り方も新しくなりました。「EQ=心の知能指数」「数値では測れない知能=非認知能力」という教育概念が現在の子育てでは普及してきました。

子ども達の個性・特性も多様化へ

コロナ禍の影響や過度な詰め込み教育の加速化などの背景から、学校教育の枠組み(一斉・集団教育)から「はみ出してしまった子」が増えてきました(小中学校の不登校児は過去最多の24万人)。

学校に行けなくなってしまった子どもたちに原因があるのでしょうか。私自身は「学校教育の在り方」が多様化する子どもたちの特性を受け入れるキャパシティに限界が来ているのかもしれない、と感じています。

当たり前ですが、子どもは一人ひとり違います。
子どもの個性(性格)や、特性(脳の個性)を知ることで「我が子に合う教育の選択」ができるのです。

現代は教育の多様化が進んでいます。パパとママの既成概念だけで子育てをするのではなく「幅広い教育知識」をこの機会に学びんで頂けたらと思います。

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