【修了証授与】オルタナティブ教育アドバイザー養成講座(有明ガーデン校)

これからの時代を自由に生き抜く力を伸ばす教育の選択肢を学ぶ

学びたいことを個性に合わせて引き出す教育法(包括的な不登校支援にもご活用頂けます)

これからの教育は 私たち大人が体験したことのない予測不可能な時代を育ち生き抜くために「子育て総合力」 が問われる時代だとmamagkauは考えます。

私たちが今まで経験してきた教育の道が、これからの時代と我が子を育てる道筋には当てはまらないと知った時、親や子育て・教育支援者はこれまで培ってきたものとは全く違う価値観をゼロから作り上げる必要があります。

個性を尊重し、愛情をしっかり伝えて、世界へ踏み出す土台を作り、それぞれの目線で情報収集をし子どもの興味が深まる機会を創出し、子どもは興味を広げて世界を知って生きていく。親はそれを見守っていく。

本講座では変化の激しい時代を生き抜く力を育てるために オルタナティブ教育を通じて「主体的な学びの選択肢」を知り、子どもの意思と個性を大切にし、類稀なる才能を伸ばすための必要な知識や子どもの発達と問題解決、個性に合わせた関わり方 をお伝えします。(本講座は未来教育アドバイザー養成講座をリニューアルしました。)

<カリキュラム>全7時間講義

【1】世界基準の「オルタナティブ教育」について

1:これからの教育が目指す先「変化の激しい未来」のおはなし
2:現在の文科省が目指す「生きる力の教育」とは?
3:日本における教育改造の歴史
4:世界基準の教育法、オルタナティブ教育について(モンテッソーリ教育・シュタイナー教育・レッジョエミリア教育・サドベリー教育・サマーヒル・スクール・フレネ教育・イエナプラン教育等)
5:子どもの個が主体の新しい教育の在り方:MI理論と学際系(教科横断型)教育
6:これからの教育の在り方と、多様な学びの選択肢について
・フリースクール/ハイブリッドスクーリング/ホームスクールについて
・通信制スクールの特色、リサーチ方法、選ぶ際の注意点など
・特修生制度で小・中・高へ1日も通わずに大卒資格を取得可能に

【2】教育を選択肢で一番大切な「子どもの育ち、個性、心の状態」について

・子どもの「個性」の育ち方
・乳幼児期からの発達と特性とレディネスを把握する必要性
・学童期から思春期以降の問題解決について(HSC特性・グレーゾーン・境界知能・不登校・二次障害など)

この講座を学ぶことで得られる内容

・子どもの特性と個性に合わせた教育の幅広い選択肢を知ることができます。
・学校教育以外の主体的な学びの選択肢を学ぶことできます。
不登校支援に必要な幅広い教育の選択肢を学ぶことができます。

本講座修了後、希望者には「オルタナティブ教育アドバイザー」として活動可能な制度もございます。(仕事の斡旋等は行っておりませんので、ご了承ください)

募集要項

【開催日】現在調整中
【金額】47,300円/税込(受講料・テキスト代・修了証発行)
【支払方法】銀行振込のみ(振込が確認できましたら予習用としてデータにてテキストを送付致します)
【会場】mamagaku有明ガーデン校(東京都江東区有明2-1-8 有明ガーデン4階)



【講師】新井美里
(ママガク学長・こどもリベラルアーツ開発者及びシンボリスLABO初等部担任・一般社団法人子育てデザイン総合研究所理事)

お台場からスタートし、武蔵小杉・吉祥寺・有明の商業施設にて全講座赤ちゃん連れOKのママガクを運営。講座と親子イベントで述べ4万人以上の親子に子育てを学ぶ楽しさを伝える講座や、日本初のプレイフル・ラーニングスクール「こどもリベラルアーツけんきゅうじょ」開発者及びメイン講師と小学生対象ハイブリッド・スクーリング「シンボリクスLABO初等部」担任など、0歳から小学生対象に年間累計750講座を担当。→詳しいプロフィールはこちら

オルタナティブ教育とは

「オルタナティブ教育」という言葉には教育選択肢という意味があり 従来の学校教育の枠にとらわれない教育 のことを指します。

日本における学校教育の多くは、一条校と呼ばれる「学校教育法」第一条に掲げられている教育施設です。幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、大学(短期大学および大学院を含む)および高等専門学校は一条校です。
オルタナティブ教育には、一条校の枠に囚われない運営方法や家庭教育法など、多彩な教育の選択肢があります。

例えば ドイツの哲学者であり神秘思想家ルドルフ・シュタイナーが提唱した「シュタイナー教育」 は、一条校として運営されている学園やNPO法人が運営している全日制フリースクール、またシュタイナーの理念を取り入れた幼稚園や、小規模のフリースクールなどが日本に存在します。

映画「夢みる小学校」で教育感度の高い人たちの話題にもなった 「きのくに子どもの村学園」はイギリスの新教育運動家、A・S・ニイルによって創立された「サマーヒル・スクール」 を元に日本に創立された一条校です。講座でもご紹介しますが、子どもの興味をプロジェクトを通じて探求する教育を実践している全寮制の小中一貫校です。

 日本におけるサドベリー教育 (アメリカのボのサドベリー・バレー・スクールに共感し同じ理念の下で運営している世界中の学校の総称)は、一条校ではなくフリースクールとして運営されています。(オルタナティブスクール、デモクラティックスクールとも称されます)
多くのインターナショナルスクールや、通信制高校のサポート校も、一条校として認可を受けてない事業形態はフリースクールとなります。

また 学校に通わずに学ぶ教育手法「ホームスクール」 という方法もあります。(アンスクーリングと表現されることもあります)アメリカでは230万人(2016年)がホームスクールを選択しています。最近では、教育熱心な家庭が戦略的にホームスクールを選択しています。

日本ではホームスクールの認知度がまだまだ低く「学校に行かない=教育を受けていない」と認識されがちですが、 2017年に不登校児が学校外での多様な学びの場を提供することを目的とした法律「教育機会確保法」 が施行されたことで、民間のフリースクールなど学校以外の教育機会を確保する施策を国と自治体の責務とすることが決定されました。

現在、日本の不登校児は過去最多の19万6,127人となりました。(中学生では28人に1人が不登校児という計算です。)
不登校児が増えた背景はさまざまです。いじめが原因だと思われがちですが、発達に特性を持つ子、学校の一斉教育が合わない子、大人数の教室が苦手な子(HSC特性を持つ子)、また先天的に高い知性を持つ子(ギフテッド)も教室から浮きこぼれて不登校になることもあります。

時代が変化したにもかかわらず、日本における学校教育の多くは残念ながら「戦後の画一的な製造業の工場モデル」を未だ抜け切れてません。製造業の工場モデルの教育目的は「偏差値が高く、我慢強く、上司や先生の言うことをよく聞く」人材を育てることです。
しかし現代は、私たち大人が経験したこともない未曾有の時代へと突入しました。人工知能(AI)による技術革新が雇用にどのような変化を生み出すのか、少子高齢化やそれに伴う人口減少は経済にどれだけマイナスの影響を与えるのか、先の見えない不安ばかりです。

そんな時代を生き抜くための能力を子どもに与える必要性が出てきた時、未だ古い教育体質を実践する学校だけに教育を任せていていいのか、という疑問が湧きました。終身雇用の崩壊が始まり、偏差値の高い大学を出て大企業に就職すれば一生安泰の時代は終わりました。勉強だけを頑張っても一生安泰でないのであれば、 子どもの個性を発見し育て、自由で自分らしく生き抜く力 を伸ばしてあげたいと願う親も増えてきました。

 これからは、学校以外にも「教育を自由に選択する時代」 だと私たちは考えてます。そのための多様な学びの選択肢を「オルタナティブ教育アドバイザー養成講座」でお伝え致します。

【今回の講座開講にあたり:ママガク学長より】

2017年4月にスタートした「未来教育はじめて講(現:はじめてのオルタナティブ教育講座)」は開講以来、教育感度の高いママたちに受講いただきました。その中の10%が育休中の公立・私立の小学校や中学校教員、東京大学大学院准教授に受講いただき、これからの教育についての関心の高さを実感しました。これからの教育は「何を持って優秀とするのか」が問われる時代です。そのために、幅広い教育の研究をこの講座を受講頂いた皆様と共に研究し、広げていけたらと思います。

【2022年受講生の感想をご紹介】

オルタナティブ教育アドバイザー講座を受けさせていただきました。
これからの学校教育や多様な学びがとても素晴らしい内容だったと思う反面、子どもを持つ親として「学び」とは何か考えさせられる内容でした。

私には中3の不登校の息子がいます。苦悩、挫折、罪悪感、将来への不安・・・様々な問題を乗り越えた時(まだ乗り越え中ではありますが)同じような悩みを抱えたお母さん達、子ども達にあらゆる学びの選択肢があることを伝えたい、と思い「多様な学び」を教えてくれる場所を探していた時にこちらを見つけました。

講座の中ではいわゆる国の定めた義務教育という学び、それ以外にどんな学びや自立に向けたサポートがあるのか、子どもの個性を伸ばすとは何か・・・とても考えさせられました。同時に気付かされたこともありました。
私の息子は、勉強への挫折、人間関係に疲れ・・・学校に行かなくなり1年間はただひたすらゲームをする毎日でした。私は半ば諦め半分、そして後の半分は自分から立ち上がることを期待し、見守っていました。
そんなある日ぽつりと言いました。「ゲームって飽きるんだよねーこれだけやってると。やっぱり勉強したいなーでも好きな勉強なら自分でできる!」と言って、次の日から午前中は自分でYouTubeや本を読んで化学の勉強をし始めたのです。さらに最近では「大学で化学だけを勉強したい。とすると高校は行かないといけないよね・・・高校受験やるしかないか」と前向きに、主体的な学びを歩み始めたのです。

まさに息子は1人で「退屈のプール」に浸り、未来を自分の手で開こうとしてるんです。これは講座の中で学んだ「サドベリー教育」だったと気づきました。
子どもは素晴らしい才能を持っています。今は不登校で悩んでいても見守っていればいつか自分で道を開く可能性がある・・・そのためには私達親が、子どもを信じることが大事。そして選択肢や視野をひろげておくことが大事なのだと気づきました。

将来必ず誰もが子どもの学びに躓く時がある、その可能性は誰にでもある、そんな中この「多様な学び」を知る機会があったことを、とても感謝致します。(中3男の子・中1女の子を子育て中のお母様)


新井先生に久々にお会い出来たことがまずはとても嬉しかったです。
妊娠中からお世話になり、娘が歩く前から家庭教育クラス(現:マーテル・コレール)に参加させて頂いてきたからこそ、今この学びまで至っている気がして感慨深いです。

また、新井先生の体験、経験、そして常に学ばれている生のリアルなお言葉一つ一つがすごく響いてきて、娘の人生が好奇心と、心を豊かにしていくために何ができるかという距離感を、確かめることができました。
たくさんの可能性が満ち満ちていることをほかの親御さんにもお伝え出来るようになりたいとつくづく感じる時間でした。
あっという間でまた直ぐに続きが聞きたいです!(4歳の女の子を子育て中のお母様)

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